トラック運転手に転職して年収200万アップした体験談。勤続6年の私が当時を振り返る

今の会社に勤めはじめて6年になりますが、
このサイトではいまだに「私自身」が、
転職した当時の事を紹介してませんでした。

どのようなきっかけがあり、
なぜトラック運転手を選んだのか。

もし運送業に転職を考えているなら、
一読の価値はアリです。

トラック運転手に転職した体験談

トラック運転手に転職する前は営業をやっていた

運送会社に入る前は小さな会社というか、
社長とわたししかいない会社で営業をしていました。

月給は15万w

ただ、
独立を考えての就職だったので、
正直なところ給料には不満がなかったし、
「顔」さえ売れればいいと思っていたので、

「人脈作れて金貰えるなら大成功じゃね?」

くらいに思ってました。(今思えばもうちょいマシな選択肢はあったかもしれませんが)

ただ生活は非常に苦しかったです。
毎日水筒に水道水いれて生活してましたし、
ご飯は買い貯めた冷凍食品が主食です。

まあこの時21歳くらいで若かったし、
借金はどんどん増えてましたが何とか生活できてました。

転職のきっかけは父の逮捕

まあ独立に向けてのらりくらりと営業の仕事をやっていたわけですが、
火急の事態発生。
ちょうどはじめて1年くらいたった時に「パパ(実父)」が逮捕されます(笑)

最近家帰ってこねーなーと思ったら警察署から電話ありました。
「○○というのはあなたの父親で間違いないですね?」
と。

まあそんなこんなで父と同居していたので生活はかなり苦しくなり、
「独立!」とかそんなこと言ってる場合じゃなくなって、
ザっと試算して月に「30万以上給料」がないとやってけないと気づきます。

ここで転職を決意。

確かことがおきた翌日には、
給料30万以上必要になった。
それ以上くれないならやめます。
と社長に言っていたと思います。

まあ案の定15万しか給料を出さない会社がくれるわけもなく、
飛び込みでせっせと集めた名刺も全部没収されました(笑)

家計が苦しくなり月給30万以上稼ぐために求人を探す

よくある求人サイトの絞り込み機能、

「月給30万以上の求人」

で調べて、
とにかく速攻貰えそうなところを探したら。
偶然今の会社がでてきました。
つまり仕事は運送じゃなくてもなんでもよかったんです(笑)

「株式会社○○ 求人内容 飲料や食品の配送」

「勤務時間4:00~16:00」

「給料 日給1万4千円~6千円(経験者のみ)」

え!?日給1万4千!?

「1万4千×26日=月36万4千円だと…?」

って感じだったと思います。
本当にびっくりしました。下限の1万4千円でも、
月給35万以上稼げちゃうわけですから。

21歳ですよ?そこそこドル箱だっだと思います。

ただここで衝撃の事実に気がつきます。

「経験者のみって書いてある( ^ω^)・・・」

もちろん運転手はおろか、
トラックを運転した経験もありません。
そこでわたしがくだした結論がコレ。

「ん~まじで金ないし、とりあえず嘘つこ!w」

面接の前に運転のテストがあり無事死亡

面接にいってはじめて、
最初に案内してくれたのは「課長」でした。

すごく人柄がよさそうな感じの人で、
とにかく優しい。

面接予定してた○○君だよね?ごめんね。社長が面接をするみたいなんだけど、
帰ってくるまでまだ時間があるから先に運転のテストしていい?
実際に業務に使うトラックを少し運転してもらいたいんだ。

うさぎ

え!?あ、いえ、革靴でですか?

スーツだし…
ちょっとブランクあるんで怖いです。

大丈夫!大丈夫!

靴は用意してあるから気にしなくていいよ!!

「気にしなくていいよじゃねえよ!」

「こちとらトラック運転したことなんかないんだよ!」

と心の中でツッコミを入れましたが(完全に自分が悪い)、
言い訳もむなしく運転のテストなるものをやらされることになったわけですが、
めちゃくちゃ怖かったのをよく覚えてます(笑)

「とりあえず発進してー!」
って言われて、
「それ1速だよ∼」

という感じで素人丸出しのミスばかりしてたのですが、
結果としてテストは走りきることができて、
課長にも、

「うん、運転の方は大丈夫そうだね」

と言われました。
いま思えば絶対に経験者じゃないってことは気づいていたと思います。
あれから課長と気まずくてその時の面接に関してのことは話してませんが、
恐らく人柄を好いて黙ってくれたのではないでしょうか(笑)

社長と面接。おおむね求人通りの条件だった

社長もとてもおおらかな人。
まあ話を聞くと本当に人に困ってたようです。
だから相場より高い求人で募集をかけたとか。

日給は1万4千円。
休みは週1日のみ。
もしかしたら最初のほうは求人にのせてた時間よりも、
帰りは遅くなってしまうかもしれないとのこと。

いやいやいいんです。
35万もらえるなら頑張りまっせ!という感じでした。

実際にトラック運転手の仕事をはじめてみて

仕事内容は居酒屋に食品やらお酒を納品する仕事。
1日に回る件数は平均25件くらい。
研修は2週間あったのですが全然道は覚えられない。

だって慣れないトラックを運転することだけで精一杯でしたから(笑)
でも今思うとそれはまあ普通と言えば普通で。
わたしも何人かの新人に教えてきましたが、
研修期間内に完璧に道を覚えられた新人は一人としていませんでした。

それとこれについては、
過去に「道の覚え方」という記事も書いているので気になる方はどうぞ。

まあそれで実際に1人で運転して働き始めたのですが、
まあ配送が終わらない。朝の4時∼夜の7時くらいまでは働いていました。

「あの野郎!嘘つきやがった!全然4時∼16時じゃねえ!」

と思ってましたが、
いま思うと単純に私の仕事が遅かっただけです。

仕事内容はやっぱりそれなりにきつかった

もしわたしの状況があれほど切羽詰まってなかったら運転手の仕事は続かなかったかもしれません。

「1日頑張れば1万4千円!」

ってモチベーションだけで頑張っていたと思います。
なにがキツイって、
なれてないと運送のベースともいえる、
「12時間労働」というのが果てしなく長く感じるんですよね。

夜暗い間に出発して、
帰ってくるのも夜ですから。
やっぱり慣れないうちはかなりきつかったと思います。

また、
店配(てんぱい)や小規模店舗の配送を経験したことがある人ならわかりますが、
ほぼ稼働しっぱなしの12∼15時間労働はなかなか堪(こた)えるものがあります。

運転手になって3ヶ月ほど経つ頃には帰りはかなり早くなっていた

はじめて1ヶ月くらいして少し慣れた時に、
「いや∼このままやっててもこれ以上帰るのは早くならなそう」
と思っていたのですが、
全然違って。

本当に慣れてくるとこんなに帰りが早くなるのか!
ってくらい早くなりました。

4時に出庫して、
遅くとも15時には帰ってきてたと思います。
平均で14時くらい。

というか後々になって気づいたのですが、
わたしが入社した時って、
バリバリの繁忙期だったんですよね…。

そりゃ遅くなります。

結果としてトラック運転手への転職は大成功だった

営業をやってた時の年収が200万円届くか届かないくらい。
運送会社に転職して初年度から年収は400万に到達しました。

いきなり200万円アップです。

結果としては大成功です。
いまあれから6年ほど経ち、
年収は500万円くらいですが(そう考えると全然上がってない( ^ω^)・・・)、
「あの時」転職したのは間違っていなかったと思います。

昔と比べると、
トラックのサイズが大きくなった分、
体の負担はかなり減りましたし、
現状の仕事内容から考えるとまあこれくらいの給料だよなあっと思います。

これからトラック運転手に転職を考えるなら事故だけは気をつけよう

まず多くの人が運送会社に転職する上で気がかりなのが「事故」ではないでしょうか?
ネット上には、
「被害額全て賠償させられる」だとか、
ネガティブなイメージもありますが、
実際問題全額賠償はまずないです。
(それをやってる会社もありますが…。)

ただこれだけだと信憑性に欠けるので、
実際にトラック運転手である従業員が起こした事故で、
運送会社側が訴訟しそれに対しての判決が出ています。

ちなみにこの事故は実際にあった話で現実のお話です。

まず簡単にこの件のポイントをまとめると、

路面が凍結しスリップで運転手が事故を起こした
・従業員はタイヤが摩耗していたのを知っていた
・会社側がそれに非があると主張
・従業員側がこちら”だけ”に非はないと主張

これに対しての判例です。

最高裁の判例では、「使用者がその事業の執行につきなされた労働者の加害行為により、直接損害を被った場合には、使用者は、その事業の性格、規模、施設の状況、労働者の業務の内容、労働条件、勤務態度、加害行為の態様、加害行為の予防もしくは損失の分散についての使用者の配慮の程度、その他諸般の事情に照らし、損害の公平な分担という見地から信義則上相当と認められる限度において、労働者に対し、右損害の賠償を請求することができるにとどまると解するべき(最一小判昭和51.7.8茨城石炭商事事件)」と判示されており、本件においても、この最高裁判例を引用して総合考慮した結果、Aさんは、損害額の5%(3万円弱)について負担すべきと判示しました。…引用元…竹内社労士事務所

要約すると従業員側が損害額の5%だけ負担しなさいという判決(従業員側敗訴)が言い渡されました。

わたしは運送業に従事する身として、
「凍結でスリップしたごめん」
みたいな事故はどんなに温厚な上司でもブチギレするくらいの事案です。

それくらい運転手に非があるであろう事故なのです。

しかしながら法というのは労働者側に手厚いもので、
なにがいいたいかというと、
いくら裁判で敗訴したとしても実際に運転手がした負担は5%だけだったという事実です。

私の考えでは、
事故は絶対にあってはならないことだと思いますが、
「事故ったら人生終わる…」
というような感じで不必要に悲観的になる必要もないと思います。

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まとめ

これはわたしの体験談で、
総合的に言えば成功したよと言う話ですが、
それを上回るくらい多くの「失敗談」も中にはあると思います。

実際わたしが知っている会社で、
「優良な運送会社」というのは1割にも満たないです。

なので、
そういった運送会社を極力回避するための記事も、
過去に書いているので興味があれば覗いてください。

優良な運送会社の見分け方を現役の運転手が教えます
【嘘が多い】「運送会社求人」の選び方を現役のドライバーが解説するよ

なるべく良い運送会社に入れば、
運転手というのも悪くないです。

今こうして、
運転手として培った経験からサイトを運営に役立てていますし、
わたしとしては今の会社には感謝しかありません。

簡単に言うと、
会社選びさえ失敗しなければトラック運転手は天国ですよ(*´з`)

転職
この記事を書いた人
丘

運んで運んで6年目です。
最近では、
運ぶだけではこの先厳しいのではないか?と思い「運ちゃんネット」を作ってみました。

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