「どんなトラックに乗り、どんな”モノ”を運べば一番稼げるか?」
知りたい人にとっては、これは永遠のテーマだと思います。
簡単に言うと大きいトラックに乗ったほうが稼げるのですが、それはみんな知っているし、少々ざっくり過ぎますよね。
それに「給料」というものは様々な要因が絡み、一概にこうだというのは、言いきれないのも事実です。
就職する企業規模によって、事情が大きく異なっていることが分かります。大学・大学院卒で社員数10-99人の中小企業に就職した人が1億9430万円であるのに対して、高卒でも1000人以上の大企業に入った人は、2億3300万円。何と、2割ほども高卒者の方が高い、という逆転現象が起こっているのです。…引用元…プレジデントオンライン
これを要約すると、
年収や給料、はたまた生涯年収というのは就職する「企業規模」で決まってしまう。
という事なんですよ。
ですから、中小企業のトレーラー乗りより、
大企業の2t車ドライバーの方が、給料が高くなるかもしれないという可能性があるわけです。
という訳で、これから紹介する、トラックの仕事別年収ランキングは、企業規模は考慮しないものとします。
また、この稼げるランキングは「Indeed」の求人情報をもとに、作成いたしました。(インディードの求人情報は、他の求人サイトを横断して検索できるので…)
【仕事別】トラック運転手の年収ランキング
【1位】特殊物運搬の低床トレーラー(35∼100万円)
求人案内に出ている給料は35∼100万。
トラック運転手で100万というのはにわかには信じ難いですが、さすがにここまで高い金額を、敢えて求人に書くのは現実的ではないので、実際に稼いだことのある人がいるのでしょう。
最初は「売上額かな?」とも思いましたが、トレーラーで月間の売り上げ「100万」はめちゃくちゃ少ないので、売り上げでもない。
積載する荷物が「特殊物」で、長距離を休むことなく、高単価の配送をコンスタントにこなせたら、現実である数字かもしれませんね。
【2位】鋼材運搬のトレーラー(52万円∼)
やっぱり、建築資材、鋼材を扱った長距離運転手は、トレーラーだとかなり給料が高いですね。
下限の給料はなんと52万円。
運転手ならだれもが目指したいところです。
【3位】トレーラーのタンクローリー運転手(42万円∼59万円)
3位にランクインしたのはタンクローリーのトレーラー運転手。
ガソリンスタンドとかでたまに見かけますね。
もちろんこれは併せて「危険物」の免許も必要で、従事するにはトレーラーの乗務経験も必要ですし、
目指すとなるとかなり大変な部類の仕事ではないでしょうか?
んーでもだからこそ給料が高いというのもありますよね。
やっぱり「希少性」が高くなるほど給料は高い傾向にあります。
【4位】鉄筋輸送のトレーラー運転手(45∼55万円)
鋼材や、建築資材の仕事となると、
大型免許や牽引免許以外にも、玉掛けなど様々な免許が必要になってきます。
また、ロープのかけ方や荷締めの仕方などにも、「経験」が問われるので、正直これくらいの給料が妥当でしょう。
ここまでのレベルに到達するには、それ相応の経験が必要です。
まとめ
簡単な結論としては、
・その他に免許が必要な仕事をする(玉掛け、危険物など)
となりました。
でもこれ書けば簡単ですけど、
どんなに早く、効率的に経験を積んでも「3年」くらい、あるいはもっとかかるんじゃないかなと思います。
私の今の会社ですら、未経験や、経験年数が3年以下の人には、絶対大型には乗せません。
というより、大型乗務員を基本的に求人から引っ張らないです。
牽引は大型よりも、運転の技術が必要なので、なおさらではないでしょうか?
やはり、高い給料をとるには、それなりの経験が必要なんですよね。
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