「なあ!なんかお前パッシングされてるぞ!」
かつて、「一緒に働いていた友人」と同乗している時に、言われた言葉です。
運転手の人からしたら、
「え?そんなの常識でしょ?」
みたいなことも、実は結構知らない人が多い世の中。
そんな「運転手たちの中にある暗黙のルール」を、紹介していきたいと思います。
運転手たちの暗黙のルール
対向車からのパッシングは”ネズミ捕り”を知らせてくれている
「ネズミ捕り」というのは、スピード違反の取り締まりの事で、冒頭に紹介した「なんかパッシングされてる!」はまさにこれです。
親切な人が、
「この先スピード違反の取り締まりやってるから気をつけてなあ^^?」
と対向車から教えてくれているのです。
ただ、ハイビームで走行しているだけの車は別で、それはただライトを間違えてつけてしまっているだけでしょう。
私も見通しがよく、ついついスピードを出してしまうようなところは、対向車も注意深く見るようにしています。
また、スピード違反で、「ネズミ捕り」と言われ始めたのは、スピード違反取り締まりの様子が、
「ネズミを捕獲する際にじっと罠を張って待つ」
様子に似ているところからきたそうな(*´з`)いらん豆知識としてどうぞ。
道を譲ったはずの後ろのトラックに感謝された?
これはトラック運転手の間でよくある風習なのですが、例えば片側一車線の道路なんかで、右折をしようとする車がいると、詰まってしまいますよね。
こんな状況です。
水色の右折しようとしていた車に道を譲ったとしても、
その後続車であるトラックに手を振って感謝の意を伝えられる場合があります。
乗用車である場合は、車高の高さが違うので、トラックの運転手も合図をしたりしなかったりですが、運転手同士であると、だいたい80∼90%くらいの確率で、
ありがとな!(手を挙げる)
おう。どういたいしまして。(手を挙げ返す)
って感じで、
コミュニケーションをはかっています(笑)
これは結構個人的に良き風習だと思っていて、交通の流れもスムーズになりますし、なりよりお互い先を急ぐ運転手同士が、助け合っているのはどこか感慨深いものがありますよね。
スモールライトは「行っていいよ」の合図
これは交差点で譲られるときもそうですし、合流時における時もそうです。
夜間走行している場合は、合流も暗くて見えづらいですよね。
いざ合流しようとする後続車がロービームから、スモールライト(車幅灯)に切り替えたら、
「俺の前、入っていいよ」の合図です。
実際これをやってくれると本当に助かるんですよ。
合流とかだと、前方と後方を見なくてはいけないので、後ろの車をじっと注視する余裕がないとこもあります。
これもすごくいい風習ですね(‘◇’)ゞ
まとめ
その他にも、道を譲ってくれた際などに、ハザードランプを点灯する「サンキューハザード」と呼ばれるものもありますが、あれはもう常識すぎて、既に運転免許を持っている方なら、誰でも知っていると思いますので今回は省きました。
意外とこういった風習を知っていると、色々な意味でドライブが快適になるものですよ。
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