運転の仕事をしている人って、「腰を悪くしている人が多いイメージ」がないですか?
実際に私の周りのドライバー仲間にも結構います。
ただ座っているだけなのに?
じゃあその原因は何?
実はただ座っているだけでも、「座っている姿勢」というのは、意外にも腰への負担が大きいようです。
トラック運転手の腰痛対策
座ってる姿勢は腰への負担が意外に大きい
こちらの画像は一時Twitterで話題となっていました。
私もこれを見てびっくりしたのですが、
思いのほか座っている姿勢での腰の負担というのはかなり大きいようです。
運転手は運転する時間が長いので、必然的に腰を悪くする人が多くなってしまうのでしょうね。
”あの座り方”こと足を上げて休憩をとるのは危険
よく運転手が休憩や待機をする時などに、ハンドルに足を乗っけて休憩をとっていますね。
あれはアステールおかむらの画像でいうと、
「腰が沈んだ仰向け寝」
になりますので、腰への負担はただ座っているだけよりも大きいようです。
車内休憩をする時はなるべくベッドで
元々私は窮屈な姿勢が苦手なので、少しでも休憩ができれば必ずベッドにいって横になるのですが、
これは「腰への負担」を考えると、
かなり良い選択だったようですね。
たまに運転手仲間に、
「なんでベッドで横になって休憩しないのか?」
と聞くと、
「寝入ってしまうからできない」と言います。
私は、
「どんな短時間でも質の高い睡眠が取れたほうがいいっしょ!」
「例えそれが寝入ってしまったとしても!」
このような考え方なのですが、今はまだ比較的若いから言えることで、
加齢と共に寝入ってから起きるのは本当にしんどくなってしまうのかもしれませんね。
正しい乗車姿勢で負担を回避
これはすごく大事だと思います。
大型トラックだと、
「警察に極めて取り締まりがされにくい(座席が高くて見えないから)」
という理由から「シートベルト」をしない人が一定数いるのですが、シートベルトは何も安全的な側面だけでなく、「疲労の負担」にも効果があります。
疲労軽減は「正しい乗車姿勢」からなるもので、シートベルトは正しい乗車姿勢を補助してくれます。
もちろんそれは「腰」にとっても悪いことではないでしょう。
ただの運転でも、片腕やひじ掛けをしながら運転している方がいますが(無論私もそうでした)、あのひじ掛けは肩こりの原因にもなったりします。
一度、
キチっとした姿勢で乗務をしてみてください。
かなり疲れ方が違うのがわかります。
運転中の腰痛対策グッズは姿勢をサポートしてくれるものを選ぶ
先ほどまでに書いたことを加味すると、
「腰痛対策」に大事なことは「正しい姿勢を保つ」ことが大事という事がわかりますね。
つまり、下に敷くタイプのクッションだと、腰痛対策にはあまり効果的でないことがわかります。
(痔の対策にはいいと思いますが…)
それを考慮したうえでオススメしたいグッズがこちら。
値段も「3000円」とリーズナブルで「商品詳細ページ」に飛んでいただけるとわかりますが、かなり腰の負担に関して考えて作られています。
仕事でイスに座りっぱなしなので、背もたれと腰の間の「空き」が腰への負担となっていました。
腰痛予防のためクッションの購入を検討していたところ、こちらの商品にたどり着きました!
手触り良く、適度な硬さで使い心地は抜群です。
背中、腰をしっかり支えてくれて、楽な姿勢になれるのですごく使いやすいです。
おかげで腰も痛くならずに仕事できてます♪引用 Amazon商品レビュー
車の運転に使っています。約3週間使用しています。もともと姿勢が悪かったので、以前はタオルを畳んで腰にあてていましたが、ずれたり、蒸れたりで具合がよくありませんでした。車の運転に使えて腰から背中にもフィットするタイプのものを探して今回購入しました。通勤で朝夕1時間30分、営業で3時間程度の運転ですが、こちらもとても楽になりました。ちょうど良い感じで腰とシートの間に入り、ほんとうに、座ると自然に姿勢が良くなる感じですよ。ほぼ毎日使用していますが、初日のフィット感がそのまま継続中です。
引用 Amazon商品レビュー
このように商品を購入した方のレビューも、かなり高評価の方が多いですね。
また、これとは別のグッズを考えているなら、とにかく「姿勢をサポート」するということに、重点を置いたグッズを選ぶようにしましょう。
荷物を積んだり降ろしたりする時に注意すること
私はもとより鳶をやっていたので、重いものを持つときは、「腰を入れる」という動作が体に染みついているのですが、それがわからない方のために、とても参考になるツイートがありました。
重い物を持ち上げ・引っ張る時に気をつけてほしい点をまとめました。
コツはいろいろあるのですが、まず自分の重心(だいたいヘソの下あたり)を、運ぶものに近づけることを意識すると良いと思います。 pic.twitter.com/KFmAAkEqjz
— 上山道郎 (@ueyamamichiro) June 18, 2018
すごくわかりやすいですね!
トラック運転手の方も、このツイートを参考にして、腰を痛めないように気をつけてください。
そもそも運動不足
原因や予防法なんかを長々と書きましたが、正直「運動不足」で腰が痛くなる事が最も多いです。
適度に肉体的負担がある仕事だから、それは違うかなって思ってるような人も、それですら適正な運動量には全く届いていないということが多々あります。
一般的なイメージからすると、バラ積みや過酷な作業をしている運転手の方が、腰を痛めるような気がしますが、実際は逆で、運転メインの運転手が腰を痛めてるケースのが多いんですね。
腰痛経験者を対象にして、腰痛新規発症と腰痛に関連する機能低下を運動が防止できるかどうかについて調べた9つの研究を検証した論文では、運動をした群では、何もしない群に比べて1年後での再発を抑制する効果がわかりました。このような研究結果もふまえ、「腰痛診療ガイドライン2019」では、腰痛予防に運動療法が有用であるとして強く推奨しています。
実際こんな結果も出てるわけで、とにかく運動は大事です。
また、過度な運動をする必要はなく、ウォーキングでも充分効果はあるとか。
まとめ
腰は一度悪くしてしまうと、かなり大変です。
私はやっぱり、体が健康であるためには、日々の積み重ねが大事だと思っていて、
なにより、トラック運転手の仕事は体が資本です。
多少面倒でも、多少しんどくても、健康を大事にするためには、できる限りの行動はしたいものですね。
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