大型トラックの車内ってどんな風になってるの?画像18枚を使って詳しく解説

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「大型トラックの車内ってどんな感じなの?」

「寝れるスペースとかどんな風になってるの?」

1度も大型トラックに乗務したことがない人、あるいは純粋な興味から知りたい!という人、様々な方がいると思います。

ですが「大型トラック 車内 画像」と調べても、メーカーのパンフレット画像や、新車の画像しか出てこない。

「違う!もっと俺はこう、生活感、仕事してる感じがわかるのが見たいんだ!」

という人は、かなり多いのではないでしょうか?

という訳で、現在大型トラックに乗務している私が、大型トラックの車内の装備などを、画像付きで詳しく解説します。

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大型トラックの車内を公開!画像20枚を使って解説

ハンドル回り

大型トラックハンドル回り

どうでしょうか。男心をくすぐりますよね?まず「スイッチ」の数。コックピットみたいですね。ただ、残念なことに頻繁に使用するのは2.3個しかありません。

大型トラックの運転席

おお…。毎日乗ってるとはいえ、こっちから見ると結構迫力あります。ちなみにこれは「AT車」で12速。

「え?じゃあ12回もギアチェンジするのか?」

と思うかもしれませんが、だいたい「3→5→7→8.9.10.11.12」というように、低速域では2速飛ばしなので、そこまで煩わしさはありません。

大型トラックのドリンクホルダー(缶)

ドリンクホルダー。ちなみにこの状態だと「細い缶コーヒー」などがいれられます。

大型トラックのドリンクホルダー(ペットボトル))

パカッと開けると口が広がり、ペットボトルなんかが入れられます。

サイドブレーキ

大型トラック サイドブレーキ

こちらがサイドブレーキです。サイドブレーキをかけるときに「プシューン」という音がします。

大型トラックのサイドブレーキ 解除

解除するとこんな感じになります。

4tや乗用車と大きく違うところは、力を一切入れないところですね。指2本あれば解除できますし、ブレーキをかけるときは指1本でできます。(ブレーキの構造そのものも違いますが…)

追突防止システム

次は運転席中央を見てみましょう。キノコみたいなものが生えてますね。

こちらは追突防止システムです。

外からのレイアウトはこんな感じ。真ん中に丸いカメラのようなものがありますね。

ちなみにこれは「白線」も認識でき、車線を逸脱した際にも警告音などを出すこともできます。

天井部分

ハイルーフ車

私の乗務している車両は、俗に「ハイルーフ車」と呼ばれ、通常のトラックよりも車内の高さが高くなっています。

どれくらいの高さかという、身長170cmの私がシートの上に「まあ立てるかなあ」ほどの高さがあります。ちなみに大きなライト部分は住宅用と変わらない「蛍光灯」を使っており、かなり明るいです。

他にはこんな機能も。

スピーカーが通常のトラックより4つ多くついています。たぶん、乗ったらびっくりすると思いますが、かなり「音」がいいです。

このスピーカーとトランスミッターを併用して「ズン、ズン、ズン」って低音を響かせ、ノリノリでドライブしてます(嘘です)

ベッド部分

続いてベッド部分。

こちらのカーテンは「ベッド」と運転席側を仕切るカーテンとなっています。閉めるとこんな感じ。

家かよ!

大型トラックのベッド

普段待機時間なんかはここで寝てます。普段はこのように寝袋を折り畳んでいますが、寝るときになったら、

このように広げて、気温によってそのまま上に寝るかとか、寝袋の中に入ったりと使い分けています。

実際ココで寝泊まりしたりする日もあるんですが、割と普通に家と変わらないくらい熟睡できます。

ちなみにここのエアコンの吹き出し口は、くるっと回すと、ベッドスペースに送風できるようになっています。ベッドは真下にエンジンがあるので、夏なんかはすごく暑い。

トラック ベッドスペースのクーラー

古い大型なんかだと、前にしかエアコンの吹き出し口がないので、後ろまでしっかりと冷えないとかって問題がありました。

それはこれによって解決。ナイスFUSO!

収納部分

大型トラック 収納

収納A。あれ、ここもしかしたらクーラーボックスかもしれません(笑)

ボールペンなんかが入っています。

大型トラック 収納

収納B。リアのブレーキバルブや、ウインカーランプを入れています。トラックは走行中にも映像が出るタイプのバックモニターが多いのと、バックモニターの位置が基本的に高いので、ブレーキバルブが切れると、すぐにわかります。

また、ウインカーが切れると、リレーが早くなったりとか。

常に持ち歩いているのは「それくらい自分で即対応しような?」という、会社側からの圧力。

というのは冗談で、軽微な整備不良はなるべく早く乗務員が対応しなくてはなりません。これは法律で決まってます。

まとめ

これを書かせていただいた背景には、私も過去に2tとかに乗務していた時に、頻繁に大型の車内を見ていたからです。

「おおーすっげー!」

と思いながら、検索していましたね。

大型トラックだと長距離を走るものも多いので、いうなればほとんど「家」のような感じです。

実際のところ、家にいる時間よりトラックにいる時間のほうが長い乗務員の方も多くいると思いますので(笑)

トラックの車内は色々と個性が出る部分でもあるので、見てるだけでも面白いものです。

トラック・ハウツー
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この記事を書いた人
丘

現役の大型トラック運転手。運んで運んで7年目。最近では、運ぶだけではこの先厳しいのではないか?と思い「運ちゃんネット」を作ってみました。

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