「トラック運転手って、どんなやりがいがあるの?」
運転が主な仕事で、やっていることはシンプルで単純です。
荷物を預かり、届ける。
じゃあそんな仕事にやりがいはあるのか?って思う方もいるでしょうが、あります。しっかりとあります。じゃあそのやりがいとは何なのか。
現在トラック運転手である私が、やりがいを感じる瞬間を4つ紹介します。
トラック運転手が仕事にやりがいを感じる瞬間
荷台に荷物をキッチリ大量に積めた時
この仕事を長くやってると「はあ?なにこれ?こんなん積めるわけねーじゃん」みたいな荷物に遭遇することがあります。
それは「荷の形」が特殊という事でも挙げられますし、単純に物量が多すぎてということもあります。
かといって荷主や倉庫にそれを指摘しても「とりあえずできるだけ頑張ってみてくれませんか?」って言われるのがオチ。積ませるほうも必死なわけです。
慣れてくるとこういった作業にも「嫌々」という感情が消え「とりあえずやれるだけやってみるか」って感じで作業を黙々と進めるようになります。そして積めるんですよね。割と(笑)
で、終わった時に、
「うわー俺マジ頑張ったわー」
「絶対俺以外の運転手じゃ、この荷物積みきれなかったわー」
「俺すげー」
って感じになります(笑)
こういう時、すごくやりがいを感じますね。
ただ、ぶっちゃけた話「自分にしかできなかった」っていうのは誇張で、ほとんどの運転手が同じことできるんですけどね(笑)
そのパンパンに詰めた荷物で降ろし先に行くと「え、運転手さん、これ…自分で積んだんすか…」みたいに、待ってましたみたいな反応をとってくれる人もいます。
「おー!」という反応を取られると、深いやりがいを感じるものですよ。
上手く狭い場所にトラックを駐車できた時
先ほどの荷物と似たような感じになりますが、この仕事を長くやってると「はあ?こんな狭いところ入れねーよ!」って場面に遭遇します(笑)
こういう狭い場所に駐車する時って、案外一般の方からも見られることが多いんですね。というのも、その狭い場所っていうのが、人通りが多かったり住宅地の近くにある場合が多いから。
ですから、いざ駐車を始めるときに、一般の方に「え…こいつここに駐車するつもりか…ゴクリ。」みたいな感じで見られます。(実際そう思ってるかはもちろんわかりません)
そうやって見てる人がいる時に「綺麗に一発で駐車」できると、
「メッチャ快感!」です。
これがやりがいかどうかはわかりませんが、やりがいでしょうね。ええ。間違いなく。
純粋にトラックの運転が楽しい
この運転が楽しいというのを強く感じるときは「トラックのサイズ」が変わった時ですね。
今まで2t車に乗ってたのが4tに。4tが大型に。最初の内は怖いですが、慣れてくると「うお!たーのしい~」ってなります。
じゃあそれ以外は楽しいとか全く感じないのかっていうと、それも違います。
綺麗にトラックを洗ったり、新しいメッキパーツを付けた後の走行、はたまた景色が良い道路を走っているだけでも、純粋に楽しいなあって思う事は多々ありますよ。
客先から指名がくる
運送の仕事では滅多にないんですが、稀に「客先」から指名が入ることがあります。直接配車なり会社に「あのドライバーがいい!」と言われることがあるんですね。
やっぱり、それはもう嬉しいものです。自分が認められる瞬間でもありますからね。
まとめ
一見単純そうに見えて奥が深いのがこの仕事。
まあこれは全ての仕事に言えることですけどね。案外「やりがい」なんていうのは、抽象的なもので、自分がふとした瞬間に感じることが多いです。
こういった些細な喜びや楽しみを見つけられるのは、仕事を楽しくやるうえでわたしはとても重要なことですよね。
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