一口にスマホホルダーと言っても、たくさんの種類がありますよね。
「磁石で固定」「エアコンの吹き出し口に装着」「窓ガラスに…」
もちろんこれらはタイプの話で、細かい仕様も含めると、とてもじゃないけど選びきれません。
かといって「オススメのスマホホルダー」と検索しても、一体なにを基準にオススメしているかもわからないし、絶句するほど意味が分からない選定基準でオススメしているサイトが多いです。(運ちゃんネット調べ)
じゃあ私が書く記事はその他サイトと何が違うのかって話ですが、そもそも彼らとはトラックになりますが運転時間が全く違います。
実際にスマホを固定して検証した時間が、一般ドライバーの人や、車の便利グッズを熱心に紹介している方とは全く違うんですよ。
家にいる時間よりも、トラックにいる時間のほうが長いですから。
なのでこれからオススメするスマホホルダーは、私が絶対の自信をもってオススメできるものですし、オススメするのは3個だけです。
それ以上選択肢を増やすことに意味はないですし、似たようなものを紹介してもそれを見た人は「で、結局どれがいいの?」ってなってしまいますので…。
では早速オススメのスマホホルダーを紹介したいのですが、まずは「選び方」にも目を通していただけると、どのような理由でオススメしてるかがよくわかります。(それでも選び方に興味がない人は目次から飛んでください)
また、オススメスマホホルダーを紹介した後には「ホルダーを設置する上での注意点」も書いていますので、併せてそちらにも目を通していただけると、一層効果的です。
【車載】スマホホルダーの選び方
簡単に要点を説明すると、
- ダッシュボード固定タイプ
- ワンタッチ式のもの
- 長く伸縮できるもの
この3点がスマホホルダー選びでは、大事になります。
私がオススメするホルダーを買ってもいいですし、買わない場合も、上記3点だけは必ず抑えるようにしましょう。
ダッシュボード固定タイプ一択
まず最初にタイプなのですが、ダッシュボードに固定できるスマホホルダーが一番いいです。
これにはしっかりとした理由があります。
エアコン吹き出し口装着タイプは温風や冷風が当たってしまう
詳しく説明せずともわかると思うのですが、なぜダメかというと端末がエアコンの送風を受けるからです。
例えば、ここに装着したとして、温風や冷風がモロに当たるわけですよ。
暑い季節なら、端末を冷やす効果があるとして、100歩譲っていいとしても、冬はどうしましょうか?温めるのはよろしくないですよね。
それらを考慮すると、一つの答えにたどり着きます。
「敢えてそこにつける意味ある?」
今出てるスマホは、ほとんどが防水仕様なので、多少温めたり冷やしたりで、端末内部が結露するといったことはないと思うのですが、わざわざそのリスクを取る必要は全くないですよね。
よって吹き出し口に装着するタイプのホルダーは無しです。
磁石タイプは電子マネーが使えないかも
次に磁石タイプのホルダー。
取り付けたからといって、スマホが壊れるといったことは恐らくないと思います。
影響が全くないといった保証はありませんが、そもそもスマホ側には「スマホ+シール+金属」といった形で貼り付けるので、直接磁石をどうこうという訳ではないんですよね。
しかし、スマホを固定するなら裏面のど真ん中にするのがベストなはずですが、
「それ、スマホの電子決済大丈夫?」
と、思わずにはいられないわけです。
私はApple payを好んでよく使うのですが、仮にスマホの背面に金属(メタルプレート)を貼って決済に問題がなかったとしても、先ほどのエアコン吹き出し口装着タイプと同様に、不具合が出ない可能性が無きにしも非ずな訳で、やっぱりそんなリスク取る必要ある?と思ってしまう訳です。
窓ガラス固定タイプは日の問題がある
これは、「設置位置に関しての注意」で更に付け加えて説明しますが、窓ガラス近辺につけると、お日様がスマホに”当たる”可能性が極めて高くなってしまいます。
もちろんこれはダッシュボードに装着したからといって、防げる問題でもないのですが、可能性が高くなってしまうと書いた通り、やはり可能性は上がります。
お日様に当たると何が起きるかというと、スマホが熱くなりますよね。
では、熱くなると何が起きるかというと、バッテリーの劣化に繋がります。
スマホなどの端末に採用されているリチウムイオン電池には、熱に弱い特性があります。スマホ本体の熱が加わり続けているとバッテリーの劣化が進み、充電容量が少なくなります。
バッテリーの持ちが悪くなったとお感じの場合、その原因のひとつにスマホの熱が関係しているかも知れません。
このような理由から、窓ガラスに装着するタイプはオススメしていません。
ワンタッチのものが便利
私はワンタッチにする以前は、洗濯バサミのようにw挟むタイプを使用していたのですが、結構これの装着が大変で。
そこそこ力を入れないと口をあけることができないし、まあ使い勝手が悪かったんです。
今使用しているものから、ワンタッチタイプのものに変え、「ハズレでもしゃーない」くらいの気持ちで買ったのですが、これが恐ろしいくらい便利で。
裏面のボタンをポチッ通すだけで、グワァっと開きます。
詳しい挙動を確認したい方は、Youtubeにもアップしましたのでこちらをご確認ください。
なるべく距離が取れるもの
こちらの画像を見ていただきたいのですが、運転席を側面から除くとこのようになっていますね。
選び方の一つとして、知っておいて欲しいのですが、可能な限り自分の体に近づけられるものが望ましいです。
もちろん見やすい効果もあるのですが、さらに日に当たりにくくなります。
ただ、唯一のデメリットとして、あまりに長すぎるものは、トラックとかだと走行中の「揺れ」の影響をモロに受けると思うので、長ければいいというものではなく、なるべく日にかからないほどの長さを確保できるものが望ましいということですね。
スマホホルダーのオススメ3つ!
正直な話、私が持っている商品はこの中の一つだけで、全てを買ったわけではありません。
ただ、自分で丁寧にレビューを一つ一つ見ていき、値段とのバランス、予想できる耐久性などから、これだったら間違いないだろうというものを最終的に3つに絞りました。
BESTFYOU 車載ホルダー 強力ゲル吸盤式スマホホルダー
現在、私が使用しているものです。
ダッシュボード固定、ほどよい長さ、ワンタッチ、強度(1年使用して全く問題なし)、全ての問題をクリアしています。
「スマホホルダーは、どれがオススメ?」
と誰かに聞かれたら、「とりあえずこれ買っとけよ、問題ないから」このように自信をもって紹介できるクオリティの商品です。
SmartTap オートホールド式 車載ホルダー EasyOneTouch3
車&バイクカテゴリーのベストセラー1位のホルダーです。(2019年11月現在)
レビューの評価も悪くなく、ゲルの強度もしっかりとあるようで充分に使えそうです。
Hanmir第二世代 スマホ ホルダー スマホスタンド 強力ゲル吸盤式
3個目あたりまで紹介してくると、一体どれがいいのと思う人もいると思いますが、安心してください。
スマホホルダーを設置する際の注意点
オススメ商品を紹介した後ですが、こちらもとても大事なことなので、可能な限り目を通していただけたらと思います。
スマホホルダーは視線移動が少ない位置に設置しよう
まずはこの画像を見てください。
こちらは、トラックの運転席から見た視線の集中度の画像です。
実際はこれより広範囲で視界があると思いますが、中心の色が濃い部分に向かって、目線が集中しているのはなんとなくわかりますよね。
ちなみに、私は右上、左上、右横、左横、全てに装着して走行したのですが、自分が運転していて、最も負担が少なかったのは左横でした。(体感になりますが)
上に関しては、運転中だとかなり目線が逸れます。
右横に関しては、これから紹介する「日の問題」をクリアするのが難しいです。
日にかからないようにする
非常に重要です。
太陽がどこにあるか、どこを走行しているかで日の位置というのは逐一変わるのですが、なるべく窓から離れた位置がもっとも日が当たりにくいのは、容易に想像がつきますよね。
そのような理由から、私はなるべく車の中央よりを装着位置としてオススメしています。
現在スマホを買う人は、キャリアの割賦契約で買っている方が多いので忘れがちですが、本来スマホはとても高価なものです。
まとめ
書いてて思いましたが、私がなぜスマホホルダーの選び方にここまで力を入れているかというと、たぶん何も考えずに設置したりすると、スマホの電池寿命がかなり早くなってしまうし、やっぱスマホホルダーは駄目だわ。
となってしまうからなんですよね。
これは、今現状ホルダーライフに満足している私からしてみると、すごく悲しいことなんです。
しっかりと設置場所を考えて、運転の負担にならないようなものを買えれば、スマホホルダーって、とてもいいものですから。
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