トラック運転手の人材不足について全力で有効な対策を考えてみた

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運送業に従事してはや7年。

このサイトは基本的に「トラック運転手」に向けての記事が多いですが、

「事業主向け」の記事もたまには書いてみたいと思います。

運転手の人材不足と騒がれはじめて、

そろそろ本気で「人材が確保できない」という運送会社が増えてきたのではないでしょうか?

これはわたし「ドライバー目線」でみた記事ですが、なるべく事業者の方にも「再現性が高く」なおかつ、人材確保に向けて有効そうなことを書いていみようと思います。

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トラックドライバーの人材確保に有効な施策

未経験は絶対に積極的にとったほうがいい

運送会社は基本的に「経験者」を好む傾向がありますが、正直「間違ってる」と思います。

周りの運送会社を見わたしても、自分の会社を見ても、長く働いて会社に利益をもたらしているのは、「未経験」から入社した人材ばかりです。

自分の会社を見渡してみてどうでしょうか?

長く勤めている人は経験者で入社した人ですか?

未経験者をとればもちろんその分事故などのリスクは増えます。

でもその分長い目で教育すればいいんです。

というのも、トラック運転手が基本的に、転職を考える時って多くが「待遇改善」じゃないでしょうか?

待遇を改善したいドライバーを拾ったところで、「もっと良い会社があった」と思われたらそれで終わりです。

よく転職をするドライバーが悪いというのわけではありませんが、

わたしが事業者なら間違いなく未経験者を教育します。

車やトラック好きな運転手は間違いなく「人財」

今経営者の間で、人材には3つの「材」があると話題になっていると聞きました。(人材・人罪・人財)トラック運転手の中でも、間違いなくドル箱ともいえる人財は間違いなく、

「トラック好き」の運転手です。

今のような時代でも少数ですが「本当にトラックが好き」で運転手をやってるという人間がいます。

彼らは「仕事」がどうこうというより、いかに車を「自由」にカスタムさせてくれるかで会社を選びます。

つまり、自分が働いて得られる利益なんて二の次なんですよね。

わたしが知っている会社にも、「給料激安(相場が他と比べて10万以上安い)」「労働条件最悪」の会社がありますが、そこのトラックは本当に綺麗でトラック好きだけが集まっています。

話を聞くと賞与や寸志の代わりに社長が「メッキパーツ」を運転手にあげたりするとか。

で、そういう会社の運転手を見ると、

「ずーっと顔ぶれが変わらないんですよ」

もちろん運転手自身も与えられた車に自分自身でお金をかけて、愛着がわいているだろうし「待遇」なんて二の次なんでしょうね。

その綺麗にカスタムしてあるトラックを見たトラック好きがまた集まってくるという好循環です。

試しに、自分が知っている「派手な改造」をしているトラックの会社名をGoogleなどで、検索にかけてみてください。

このご時世なのにほとんど求人広告が出てこないはずです。

特に荷主に指示されているわけでもなく、違反切符を切られるようなひどい改造でも車検に通らないわけでもないのに、

「なんとなく柄が悪い」

という理由で運転手に対して「改造」を禁止している会社は本当に愚の骨頂だと思います。

そもそも「中小零細運送会社」は大手に待遇では基本的に勝てないので、

違うところで勝負するしかないのです。

なぜステップアップをさせないのか?事故を起こさない運転手にはどんどん免許をとらせるべき

まず採用した運転手に長く働いてもらう施策として有効だと思うのが、

どんどん免許を取らせることです。

例えばですが、2t車の乗務員として入社してきて2年がたった従業員がいる。その間車両事故はなかった。

こういった従業員には4t車にのってみないか?と声をかけ、より大きな車に乗せるべきです。フォークリフトなど運転手として欲しい免許はたくさんありますよね。

わたしが思うに多くの日本人は思ってる以上に「恩義」を大切にします。

「免許を取らせてくれた会社だから…。」

という理由で離職や転職を考えてくれるかもしれません。

「免許をとらせてもすぐにやめられたら困る」

その言い分もよくわかりますが、正直なところ「求人」にかかるお金や費用を考えたら、従業員に取らせる免許費用なんてたいしたものではないはずです。(もちろん会社の規模にもよりますが…。)

これまた私の見解になりますが、

やはり会社に長く勤めている運転手は、どんどん車両が大きくなっていきステップアップしていった方が多いです。

例えば10t車両に欠員が出た場合も、募集をかけるのは4t車両の方にして、もともと4tに乗務していた社内の人間をステップアップさせたほうが確実に良いです。

ここで多くの会社が大型乗務員の募集をかけますが、大型免許保有の運転手なんか非常に待遇にシビアです。

経験年数が長いでしょうし、引く手あまたなのは運転手本人もよくわかっていますから。

こういった人材を引っ張てきたところで、大手運送会社との「待遇出来レース」に巻き込まれ、結局奪われてしまうのがオチ。

運転手である本人の意見を最大限尊重しつつ、人材確保に向けてどんどんステップアップさせましょう。

稼ぎたいドライバーにはそれなりの環境を用意する

昨今では「働き方改革」などで「自分の時間を大切にしたい」と思っている人も多くいますが、

それと同様に「とにかくたくさん稼ぎたい」と思っているドライバーも必ずいます。

ここで大事なのは、運転手の意向をよく聞くことです。

「多少きつくても給料が欲しいか?」

「それなりのバランスの仕事がしたいか?」

というように、聞いてあげてください。

そもそも運転手は内勤の方や上司と会話する時間が、他の業種に比べて圧倒的に短いはずです。

そういう時は管理職の方たちが積極的に声をかけて、意向を聞いてあげましょう。

もちろん管理職にその指示をするのは他でもない事業者です。

わたしが今勤めている会社の上司は本当に優秀で、些細なわたしの表情から不満を感じ取ってくれます。

こういう人が上司だと、無下に会社を離れたりはしないし、多少の待遇改善をもとめて会社を移る気にもならないです。

まとめ

ざーっと書いてみましたが、これに関してなんかしらの効果があるかと聞かれば正直なところわかりません。わたしが長くこの業界にいて思ったことを率直に書いてみました。

ただ、中小零細の運送会社でとにかく一番大事だと思うのは「仕事以外での付加価値」を運転手に与えることだと思います。

例えば、運転手同士仲が良くなれる環境を積極的に用意してあげる。

仲良くしやすい環境を整えるというのは、

管理職や事業主が飲み会とかを主催し参加するのではなく、運転手同士で開催させればいいんです。

仕事以外での付加価値というのは、

運転手同士の仲の良さというのも真っ先に挙げられると思います。

こういった仕事以外での「充実」を与えることができるか否かで、人材確保の明暗が分かれるんじゃないかと思っています。

物流コラム
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この記事を書いた人
丘

現役の大型トラック運転手。運んで運んで7年目。最近では、運ぶだけではこの先厳しいのではないか?と思い「運ちゃんネット」を作ってみました。

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