トラック運転手が抱えるストレスを告白!交通事情より人間関係で悩む

トラック運転手である我々が、
頻繁に感じる「ストレス」にはどのようなことがあると思いますか?

運転手を経験したことが無かったり、よく業界を知らない人が、
パッと思い浮かぶのは「渋滞」とか、
主に交通に関わることではないでしょうか?

しかし、それも確かにそうなんですが、
渋滞や交通トラブルは日常茶飯事なので、
実際のところそれ自体に対してのストレスというのはあんまりないです。

ではどんなストレスがあるのか。

現役のトラック運転手であるわたしが、
自分が日常的に抱えているストレスについてまとめてみました。

トラック運転手が抱えているストレスを告白

納品先での対人関係

我々が日常業務の中で、一番大きくストレスを感じるとしたら、
間違いなくこれです。

じゃあ具体的にどのようなことがあるのか?

簡単にその会話を紹介してみます。

Type1.やたら上から目線な倉庫作業員

トラ男
トラ男

あの~はじめて納品に来たので、なんにもわからないんですけど…。

荷物はどこに置けばいいですか?

あ!?荷物おろして検品できるようになったら声かけろよ!?

びっくりするかもしれませんが、
これくらいなら普通にいます。

また、あらかじめ「初めて」来たことを伝えて、暗にどのように「作業」をして、
どのように「荷物」を降ろせばいいのか聞いているのにもかかわらず、
「小出し」にしか情報をださず教えてくれない人もいます。

Type2.小出しに情報を出す

トラ男
トラ男

あの~はじめて納品に来たので、なんにもわからないんですけど…。

荷物はどこに置けばいいですか?

そこ。

トラ男
トラ男

カゴに乗せればいいですか?それとも六輪台車ですか?
パレットの方がいいですか?

パレット。

トラ男
トラ男

荷物は”組んだ”ほうがいいですか?

組んで。

トラ男
トラ男

荷物の高さはどれくらいにしますか?

(自分の腰に手を当てて)これくらい。

トラ男
トラ男

伝票は今渡したほうがいいですか?

あとででいいや。

ってか。

受付行った?

「面倒なんだよおおおおおお!ちきしょおおおお!!!一気に教えろよおお!!初めてきたって言ってんだろ!!ぶっ殺すぞこの野郎おおおお!!!」

ってなります。

我々が「はじめてきた」と前もって伝えるのも、
納品のやり方や荷物の置き場所を詳しく聞くのは「トラブル防止」のためです。

だから、やり方があるなら詳しくこちらが聞く前に教えてほしいんですよ。

たまに「だいたいの予想」でこちらが、
荷物の置き場所などを決めてやってしまうと、

「それ置き場所違うんだけど…」

「荷物の組み方が違うんだけど…」

「カゴに乗せてほしかったな…」

こういったことを、
「全ての作業を終えた後に平気で言ってくる」人がいます。

これって、書いているのを見るだけならイラっとするくらいで済むと思うかもしれませんが、
やられたら本気で殴りたくなります。

また、再びくる納品先で、
同じ荷物を持ってきたので同じような手順で進めていても、
これまた「全ての作業が終わった時」に、

「その荷物、やり方変わったんだよねえ…」

と言ってくる人も。
この時は「イラっ」としただけで済んだとしても、
3、4回目と行くときには、

「あぁ…またあの納品先か…」

という感じで前日から、嫌な気持ちになったり、
これがいわゆる納品先の対人関係におけるストレスになります。

理不尽なことを言う納品先での対処法

実はこういったことを言ってくる人でも、
ほとんど悪気がなくて言ってる人もいます。
(特にパートのおばちゃんとか)

そういった人には前もってしっかりと伝えましょう。

トラ男
トラ男

あの…”やり方”はしっかりと教えてくださいね。
荷物降ろし終わったり、全部終わった段階で「あれ違う」「これ違う」って言われてもやり直しませんから。

正当なことを言うだけなら「クレーム」にもなったりはしないので、
はっきりとこれくらいは言い切ってしまいましょう。

長く運転手をやってる人なんかは、
「さらっと」こういう事を言えるのですが、

意外と「どこまで言っていいのか」わからずに、
泣く泣く言われるがままにやってしまう運転手を多く見かけます。

こちら側がよっぽど理不尽な対応をしない限りは、
「クレーム」というのは意外と入らないものです。

わたしも過去にやり直しを平気で言ってくる人がいて、

「あのっすね…自分は口先で指示するだけだから、
なにが大変とかわからないかもしれないっすけど、
全部作業終わった後にやり直すのってすごい疲れるし、
納品先だってココだけじゃなくて時間だって追われてるんで、はっきりと指示してください」

と言ったら、それ以降そういった無茶を言われることがなくなったこともあります。

なので「なんとなく」運転手の気持ちを考えられずに、
とりあえず言ってるだけの人も意外といるので、
「タチが悪い」タイプの人にははっきりと言ってしまいましょう。

トロトロと走る車

渋滞にハマるより、
こっちの方が全然イライラします。

ただこれに関してはしっかりと対処法があるので、
こちらの記事に目を通してみてくださいね。

運転中イライラしてしまう人への対処法。現役の運転手はこうしてます

時間指定や必着はしょうがないけどやっぱり大きなストレスになる

そもそもなぜ必着や時間指定があるかというと、
荷受け先にも様々な事情があるわけです。

例えば荷物の検品をしてくれるパートさんは、時間制で雇われていているので、
もし荷物が遅れてしまったとしたら、
荷受け先はその延着で遅れた時間分の賃金を余計に払わなくてはいけませんね。

また、出荷先の倉庫も月の契約ではなく、
多くの場合は一度の出荷に対して運賃を払っている場合がほとんどです。

その荷物を持ち帰られたら、
かなりの損失になるはずです。

そしてその運送契約によっては、
持ち帰った荷物に関しては運賃を保証しないとなっているかもしれません。

そうなると今自分が働いている運送会社が負担をするわけです。

だからこそトラック運転手には「延着」「遅配」「持ち帰り」がご法度なわけです。

これが「チャーター(貸し切り)便」ともなれば、
なおさらです。

チャーター便…荷主がトラック1台を貸し切り出荷する便

そういったことがあるので、いざ延着や遅配が起こりそうになると、
大きなストレスとなってきます。

「そんな飛ばしても到着時間かわらないでしょ…」

ってくらい飛ばすトラックをたまに見かけることがあると思いますが、
日によっては「1分」でも早く着きたいことがあるんですよね…。

無理な配車

これは働く会社で大きく変わりますが、
利益を多く出すために本当に「キツキツ」の運行スケジュールを組む会社があります。

例えば長距離なんかは、
2、3泊して県をまたいで転々とするわけです。

ではその初日の出荷先の倉庫で2時間、3時間と待たされたらどうでしょうか。

もちろん次の日の仕事もありますし、
翌々日にいく倉庫では積み込みの時間が厳しく決められているかもしれません。

では、初日に待たされてしまったとして、余裕のない配車を組まれると、
その初日からのスケジュールが、後日に向かってかなりタイトになってしまうわけです。

これは本当にストレスたまります。

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まとめ

トラック運転手の抱えるストレスは、
割と今回書いたことに集約されてるんじゃないかと思います。

唯一運転手のいいところとして思うのは、
納品先以外での会社内や、協力会社間における対人ストレスの少なさでしょうか。

運送会社の人間関係ってどう?6年働いてみたけどどこも良好だと思う

ただ、営業や他業種も経験してそれらと比較すると、
やっぱりトラック運転手は「ストレス」そのものは少ないんじゃないかなって思います。

物流コラム
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この記事を書いた人
丘

運んで運んで6年目です。
最近では、
運ぶだけではこの先厳しいのではないか?と思い「運ちゃんネット」を作ってみました。

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